CBR600RR('13) 仕様変更で再セッティング
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インジェクションセッティングとGROMの人ハッシーです
今回は以前CBR600RRでフルパワーを施工したお客様から
「マフラーを違う物に交換したら全く走らなくなった!!」と
ご連絡がありましたので今日はそちらを書いていきます
前回まで取り付けていたマフラーはノーマルのエキパイに
TSR製S/Oマフラーの仕様でセッティングを行いました。
ここからフルエキに変更した為、今まではセッティングにより調子良く
走れていた状態から空燃比が大きく崩れてしまって結果車両が走らなく
なっていたようです
マフラーに合わせて燃料を調整して上げれば車両の調子は戻って
くるので早速作業を進めて行きたいと思います
パワーコマンダーなどはすでに取り付けてあるので
外装だけ外してすぐにシャーシダイナモに乗せて
再セッティングを開始します
車両を暖気して少しシャーシダイナモ上で走らせて行くのですが
調子が悪すぎて上手くアクセル操作が出来ない状態でした
しばらく走らせてからいよいよ計測をスタートして
燃料を調整して行きます!!
ところが………
なんとアクセル全開を計測中に車両から黒煙が出てきて
パソコンの画面が見えなくなるぐらいダイナモ室内が
黒い霧に覆われてしまいました
息をするのもやっとでしたがなんとか計測出来たのが
コチラのデータになります
確認すると前回空燃比13で整えていたのがマフラーの
交換だけでかなり濃い状態になっていました
他の開度も同じような燃料の濃さ、空燃比の山谷が
確認出来ました。
先ほどの黒煙も燃料が濃い状態のために発生していたようで
燃料を薄く調整した途端黒煙は出て来なくなりました
ここから燃料を空燃比13に調整したデータが
コチラになります
馬力は3馬力程パワーアップして2000~4000回転までの
街乗りで良く多様する回転域はアクセル操作が気を使って
大変だったのに対してインジェクションセッティングにより
気持ちよくアクセルが開けられるようになりました
他の開度も同じように調整して再セッティングの
作業は完了になります
マフラー一つ取っても交換することによって空燃比は大きく
崩れてしまい黒煙が出て来たり、エンジンを壊してしまう
恐れもあります。
合わせてインジェクションセッティングを行うことにより
現在の仕様に合わせて燃料を調整するので車両の扱いやすさや
エンジンも気持ちよく吹けるようになって調子が
良くなりますので気になる方は下記URLからハッシーまで
お問合せ下さい
お問い合わせはこちらからお願い致します。
http://www.nozawa-honda.co.jp/contact.html
今日はこの辺で失礼します
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