NSR250エンジンO/H編 4
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今日は分解したエンジンパーツを洗浄してチェックしていました。
実はこの作業が一番大変なんです。
生産されてから15年位経っていますのでゴム類は要チェックです。
もしゴムが裂けている事に気が付かず乗ってしまったら焼きついてしまいます。
当然、交換です!
ピストン、シリンダー、シリンダーヘッドの点検です。
ここにもNSRのポイントがあります。
シリンダーとシリンダーヘッドが正確に合っているかです。
シリンダーの横にLもしくはHと打刻してあると思います。
例えばシリンダーがLであればヘッドもLでなければいけないんです!!
合っていない場合エンジンの不調もしくは壊れてしまいます。
今度はピストンです。
シリンダーがBシリンダーの場合、ピストンはマークなしになります。
しかし、このピストンはBマークがついています!!
間違えています。
圧縮が低かったのはこれが原因?
RCバルブにもカーボンがいっぱい付いています。
これも丁寧にお掃除します。
RCバルブにカーボンが付きすぎてフラップの動きが悪くなるとPGMが壊れてしまう場合があります。
注意が必要です。(MC21)
クラッチのインナーです。
プレートが当たる場所が凹んでさらにバリが立ってしまっています。
クラッチのキレと繋がりに影響しますのでしっかり処理をして組上げます。
綺麗に洗浄します。
これがまた大変です!!
液体パッキンに気合が入っています。
なかなか落ちません。
せっかくクランクケースを分割したのでチャンスです。
気になるバリを取っていきます。
小さな事ですが少しでもトラブルを起こす要素を無くしたいのです。
もしもこのバリが飛んでシリンダーまで行ってしまったら大変です。
バリを取ることによってスムーズな掃気が出来るようにもなります。
一石二鳥です。
明日も引き続きアップしていきます。
あっそうだ!!
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