6 NSR250エンジンO/H
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いよいよクランクシャフトをクランクケースに組み付けていきます。
ここからは手際よく作業をする為に必要なボルトや工具を先に準備して置きます。
当然ボルトの座面とねじの部分にオイルを塗っておきます。
液体パッキンを付けていよいよクランクシャフトをケースに合わせます。
オイルシールの位置を合わせベアリングをケースに突き当てます。
クランクケースに振動を与えクランクシャフトを収めます。
ボルトを規定トルクを意識しながら数回に分けて締め付けていきます。
ここでクランクシャフトを回し軽くスムーズに回るポイントを探します。
締め付ける順番や感覚、経験が必要になります。
色々なショップごとに、いろんなノウハウがあるんだと思います。
プライマリーギヤーとフライホイールを規定トルクで締め付けます。
緩み止めの処理もしてOK!
中古エンジンですからフライホイールもMC21の部品か確認します。
年式よって点火時期が違いますので要注意です!!
昨日、仕込んで置いた部品をサクサク組み付けていきます。
まだ、クラッチ関係の部品が来ていないのでここでストップです。
その間にオイルポンプの仕込みをして置きます。
今回オイルポンプは新品にします。
NSRのオイルポンプはオイルシールが落ちてしまう場合があるんです!
そうなってしまうとミッションオイルと2サイクルオイルが混じってエンジン不調になります。
前もって抜けどめの処理をしておきました。
これ何の部品か解りますか?
実はサーモスタッドです。
水垢で白くなりOリングはカッチカッチ
交換!!
明日も引き続きアップします。
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