RC30!!
|
早山です!
今週からRC30をやっていました。
シリンダーがボーリングから帰ってきたのでサクサクと進めていきます~。
ピストン重量のばらつきも無くラッキーです!
コンロッドにピストンを取りつけシリンダーにレッツゴー
専用工具を使って時間短縮です。
メタルの測定も終わっていますので段取り良く進められます!
V4なので部品が多く部品の管理がとても大変なんですよ~
各気筒ごとに部品をしっかりと分けています。
そしてオイルポンプも分解してチェック&お掃除。
かなり汚れていましたね~
ロアーケースを組み付けエンジンの形になってきました!
次にクラッチ部品に取り掛かります。
洗浄&チェックです。
クラッチ板に焼けも無く交換は無用ですね。
クラッチを取りつけエンジンらしくなりました。
シリンダーヘッドです。
カムや構成部品を洗浄して取りつけます。
カムギヤ構造なのでバルブタイミングは独特な合わせ方をしますが簡単です!
シリンダーヘッドを取りつけてバルブクリアランスの調整です。
シートカットをしたので16か所、全てシム交換になりました。
なかなか順調に進んでいますよ~。
RC30のエンジンの出来上がりです。
この流れでサクッとエンジンを積んで休憩を頂きました。
キャブレターです。
ガソリンが漏れていたのは知っていたんですが分解していくと連結部分から漏れていました。(>_<)
なんか色々と手を入れた跡があったので何かあるんだろ~なと思ってはいましたが・・・・・
V4キャブ全部分解決定!!
原因はOリングがカチコチで切れていました。
キャブレターを全分解しましたが最大の難関が訪れました・・・・・
全部のキャブレターのスロージェットの頭が変形して外せません!!
自分の前に触ったバイク屋が取り外せなく途中で諦めたようですね。
・・・・・・・・・。
パイロットスクリューの先端も曲がっているし落としたのかな???
スロージェットは何とか外しましたが酷い状態であったことには変わりありません。
当然ダメになっている部品は交換しました。
やはり古い車両なので各部腐食して動きが悪くなっている所が多くまたグリスが固まっていたりとか・・・・・
全て洗浄して腐食を極力落とし、メンテナンスをいたしました。
時間が掛かってしまいましたがそして完成!!
プロアームのハブベアリングの交換です。
早速分解しましたがなんとベアリングが反対に入っていてダストシールが切れていました。
MC28と同じ構造かと思っていたら違うんですね~
洗浄して組み上げました!
ホイールを止めるキャップなんですがマイナスドライバーでこじったような跡がありましたのでリューターでバリを取っておきました。
全てを組み上げてダイナモ室でキャブレターの同調を取り、オイル漏れや水漏れのチェック!!
ラジエターファンも回りOK!!
丁寧に1時間ほど慣らし運転をしました。
そして試乗をさせて頂きました。
白煙もなくなり気持ち良く回るV4らしいエンジンに仕上がりました。
排気音やメカノイズがV4はこれだ!!と懐かしい音をさせています。
とてもホンダらしいバイクですね。
またアップします。
いつも応援クリック有難う御座います! 1クリックにご協力お願いします。
↓↓↓↓ 1クリックよろしくお願いします ↓↓↓↓
レンタルバイクのお申し込み受付中!