CRF250L エンジンから異音！

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おはようございます！

M岡です！


今日も整備ネタです。
先日、ＣＲＦ250Ｌに乗っていらっしゃるお客様からお電話があり、
「突然エンジンから異音がしてきた～！」
と・・・ご来店いただける状態（走行できる状態）ではナイとのこと。
走行距離はまだ２９００ｋｍ。　何が起きたのか？？？
即時、車両引き取りにお伺いし拝見することとなりました。


エンジンを始動してみると・・・
「ガチャ　・ガチャ　・カチャ　・カチャ」

と、目まいを起こしそうな程の異音が！　　

ヘッド廻り？　ピストン？
音だけでは判断つかないので、
「エンジン分解して確認かっ！」　と思ったその時・・・
カムチェーンテンショナーリフターが目にはいりました。
「！！！」
この部品は、エンジン内のカムチェーンの張りを自動で調整する物です。
もし壊れていてカムチェーンが弛んでいたならば、コノけたたましい音も納得です！
手動で張りを確認しました。
「ビンゴ！！！」
この走行距離で壊れるとは・・・

左：ＮＧ　　右：新品

内部のゼンマイ構造が壊れてしまいロッドが飛び出していません！
これでは、テンションが全くかからない状態ですよね！
交換後はアノ異音がピタッと消え、何事も無かったかのように快調です。

今回はお客様がエンジン音に異常を感じ、無理に走行しなかったことが功を奏し、他の部品には影響がありませんでした。
素晴らしい判断だったと思います！




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