ZX-10Rをインジェクションセッティング②
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こんにちは!!
インジェクションセッティングとグロムの人ハッシーです
今日は先週の続きでZX-10Rの続きを書いて行きます

前回はシャーシダイナモに乗せて終わりましたので
早速セッティングが終わったZX-10Rのデータを見ていきます
最初に見ていくデータはアクセル開度が全開の状態で
青が調整前 赤が調整後になります。

逆車のカワサキ車両はほとんどの車両で濃い状態を確認していましたが
今回もかなり濃い状態からセッティングをスタートしました
見て頂くと調整前は馬力が172馬力と他の車両に比べて最初から
パワフルですがここからインジェクションセッティングを行った
だけで馬力が181馬力までパワーアップしました
空燃比は濃い状態を常にキープしているような状態で山や谷の部分が
吹け上がりの際に引っかかる部分もあったのですが調整後は
空燃比の山、谷が無くなりましたので吹け上がりもスムーズに
なって調整作業の途中でも車両の調子が良くなっていくのが分かりました
次に吹け上がりがどれだけ変わったかを見ていきます
青が調整前 赤が調整後になります。

先ほどのデータをレブまで吹け上がるのにどれだけ時間が
掛かったかが分かるようにグラフを変更しました。
見て頂くと同じ車両なのにも関わらずセッティングをする事に
よって約1秒ぐらいの差が出ているのが確認出来ました
実際試乗してみると調整前は少しモッサリ感があったのですが
調整後はアクセルを開けたら直ぐに車両が付いて来て
直ぐに違いが分かり、更に加速感や吹け上がりなども良くなって
いるのが確認出来ました
最後に見て頂くのはアクセル開度10%で街乗りでよく多用する
アクセル開度になります
青が調整前 赤が調整後になります。

見て頂くと全体的にパワーは上がっているのも重要ですが
ここで注目して頂きたいのが回転数になります。
調整前はそこまで空燃比がずれていませんが8000回転から
急に薄くなった為、8000回転以上から吹けなくなってしまい
結果9500回転で計測が終わっています
調整後は空燃比が整ったので薄かった8000回転以降の
パワーが上がったので結果10500回転まで回るように
なりました
アクセル開度が低い場所はアクセル操作に大きく
影響しますので調整後はパワーが上がったにも関わらず
アクセルの付きが良くなったおかげで操作性が向上して
かなり乗り易い車両になりました
他の逆車でもそうですが国内で走らせる場合、輸出国との
気候や燃料の違いによって空燃比が崩れている事が多いので
車両の空燃比がベストな状態になっていないことが多いです。
空燃比をベストな状態にセッティングして上げる事によって
他の車両よりも長く乗れるようになったり、車両も今までよりも
乗り易くて扱い易くなりますので気になる方は是非ハッシーまで
お問い合わせ頂けたらと思います
今日はこの辺で失礼します
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