PGM-Ⅳ!!
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今年のお盆休みは雨が多かったですね~
自分は家のDIYをしていました。
早速、お仕事ですがやっとPGM-Ⅳの謎が解けてきました。
今回は壊れてしまったPGM-ⅣをM川様から将来修理が行えるようにとの事で寄付して頂きました。
今まで触ったことの無い所までシリコンを剥がし一から回路の解析。
大変時間が掛かってしまいましたが両面シリコンを剥がして上下からプリントを読んでいきます。
何回も自分にショートして激しい時は八ッシーと一緒にショートしたり命がけでした。
直流回路でショートすると半端ない痛いです!(ビリビリとかではなく、バッチーン的な感じです。)
話を戻して、PGM-ⅣはⅢと違いかなり進化した物になっています。
例えばRCバルブが動かなくなってしまった場合、Ⅲではトランジスターを交換すればOKでしたがⅣではそれだけでは終わらない場合があると言うことです。
M川様のPGM-ⅣもRCバルブが動きませんでした。単純にトランジスターを交換しましたが、治らず迷宮に入ってしまった訳です。
初めのエラーはRCバルブだけでしたが最終的にはスロットルセンサー異常や水温エラーなどのフルコースになってしまい心が折れました。(>_<)
今回、解った事はRCバルブエラー表示が出た時にRCバルブが固着して、エラーが出たのであれば道筋が立ちますが、中にはRCバルブが固着していないのにRCバルブのエラーが出る可能性があるということなんです。
なぜならトランジスターが損傷していなくてもRCバルブのエラー表示されたからです。
もちろん素子を基盤から取り外してテスターでチェックしています。
先に定電圧回路が損傷するとかなり厄介なことがおこってしまいます。
その結果、パターンが剥がれて断線を起こすと当然電気が行かなくなり・・・・・エラー
定電圧回路が中途半端に壊れると電圧が規定電圧に達しなくて・・・・・エラー
特にこの辺のパターンは細くなっている為に焼損しやすそうです~
この事についてはショートする確率が高く危険を伴いますので、多くは書けませんがPGM-Ⅳでお困りのお客様いましたら一度ご相談ください!
お力になれると思います。
素子の劣化で基盤を壊すくらいならPGM-Ⅳのオーバーホールをした方が安全のような気がします。
今回、PGM-Ⅳを譲って頂きました、M川様には感謝!感謝!です。
このようなチャンスを頂きまして有難うございます。
ただ今、修理に必要な素子を懸命に探しています。
またアップします。
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