GROMのOHLINSダンピングKITのご依頼

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こんにちは！！

インジェクションセッティングとGROMの人ハッシーです

今日は久しぶりにGROMについて書いて行こうと思います
何かとご依頼が多いOHLINS製ダンピングKITですが
今週も新たなダンピングKITが届きました





お待ちしているお客様の為にも直ぐに作業に入ろうと
したのですがフォークを箱から出したらダストシールが
破けているのを発見しました





この状態でダンピングKITを組んでしまうと直ぐに
オイルが漏れて来てしまうのでお客様とご相談して
今回は合わせてOH作業も一緒に行っていきます

まずはダストシールを下げてオイルシールを止めている
クリップを下げて置きます。

次にトップキャップを緩めてアウターを下げます。





トップキャップとロッドを接続しているボルトを緩めて
キャップ、ダンパー、ワッシャーなどを外していきます。





外れたら中のオイルを出します。

中のオイルは劣化が進んでいてた為、本来赤いオイルが
薄い赤色に変わり、更に汚れたスラッジなどが出てきました

この状態では油路にゴミが溜まったり、路面の細かい凹凸で
振動が吸収出来なくなり乗り心地が悪くなる事もあります





オイルが抜けたらインナーチューブをアウターチューブから
外してインナーに付いているシール、ブッシュ類を外して
行きます。





分解は終わりましたので後はOHLINSのダンピングKITを
付けて汚れている部品達を洗油台で各部お掃除をします。

お掃除が完了したら組む前に最初にゴム部品が傷まない
ように下準備をしてから組んで行きます





分解の手順と逆手順で組んでいきます。

インナーパイプにブッシュ等を付けて行きます。





アウターチューブにインナーチューブを入れて
ブッシュ等を特殊工具で取り付けて行きます





取り付け終わったらOHLINS指定オイルを入れて
エア抜きをして油面をチェックしていきます。

しっかりエア抜きをしないとダンパーにエアが入ってしまい
ダンパー機能が効かなくなってしまうので終わったら必ず
ダンパーが機能しているか確認します





最後にトップキャップ、ラバー、ワッシャーを付けて
指定トルクで締めて作業完了です





お客様の所に発送する前に実際にフォークを沈めて
チェックするのですがスムーズにフォークが沈み
ダンピングKITのお陰で沈む際と戻る際はバネが
跳ねないようにダンパーが抑えてくれてしっかりした
フォークに生まれ変わってくれました

最初来た状態のフォークはフォークを沈めると
ゴムが引っかかるような感じがして戻る際には
勢いよく戻ってくるのでお客様もきっとすぐに
違いを体感して頂けるのではないかと思います

サーキットを走られる方以外の街乗りユーザーの
方にもオススメできる商品になりますので
気になる方にはハッシーまでお問い合わせ下さい

今日はOHLINS様からGROM用の新作商品が販売
されたのでそちらをご紹介したかったのですが
まだ取り付けていないので取り付けが完了してから
ご紹介させてもらおうと思います





今日はこの辺で失礼します

グロムのパワーアッププランを始めました！！

125ccのままパワーアップするプランや更にパワーを求める方には
ボアアッププランなど様々なニーズに答えられるようにいくつかプランを
ご提示させて頂いております。気になる方はこちらへ
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