ダンク 点検整備(冷却水・オイル漏れ修理)
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今回は、12か月点検でダンクをお預かりしております!
騒音規制や排ガス規制が厳しくなり、原付スクーターも水冷エンジンが採用されるようになりました。
この車両も水冷エンジンです。水冷式になると部品点数も多くなりますので、定期点検ではしっかり冷却系統も点検させて頂きます!
さっそく、冷却水漏れの点検です!
ウォーターポンプから冷却水とエンジンオイルが漏れた形跡が見つかりました。
ウォーターポンプは冷却水を循環させるための部品で、エンジン本体から動力を得てプロペラが回る構造になっています。
ポンプの中には、エンジンオイルと水の遮断のため「オイルシール」と「メカニカルシール」があります。
万が一シールが損傷しても、排出穴があるためオイルと水が混入しないようになっています。
今回はシールが損傷したため、排出穴から冷却水とエンジンオイルが外に漏れたと考えられます。
分解できない構造ですので、今回はウォーターポンプを新品に交換します!
Оリングやガスケット・冷却水ももちろん新しくしました!
作業後は、エンジンを暖機運転して水漏れ・オイル漏れのチェックをします。
大丈夫ですね!問題なく、漏れてきませんでした!
水漏れ・オイル漏れはエンジン故障につながりますので危険です・・・
しっかり点検・整備して故障を未然に防ぎましょう(^^)/