CBR600RR 低中開度セッティング
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こんにちは。増岡です。
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CBR600RR 低中開度セッティング!!
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インジェクションセッティング
車体をシャシーダイナモにセットしていきます。
シャシーダイナモで実走行に近い状態をつくりだし、1台1台に合わせた「燃料ベースMAP」作成をしていきます~~
パワーコマンダー5(サブコン)とシャシーダイナモを駆使して、
車体の状態と空燃比変化をサンプリングしながらの走行です!!
スロットル低開度域は、高速道路巡行や街乗りに多用する領域ですね。
吸入空気が増えましたので、それに合う燃料(ターゲット空燃比)にする調整すると・・・
低い回転から、トルク・パワーが一回り上乗せされてきます!
更には、ドン付きやギクシャクも少なくなり、アクセル操作に対して素直に車体が反応するようになります。
乗っていて楽しく、疲労も軽減されるでしょう!
これは!
楽しく運転する上でとても重要ですよね。
青ライン:国内仕様 赤ライン:パワーアッププラン
グラフ下段の空燃比推移では、青ライン(国内仕様)が薄い領域を走っているのに比べて、調整後の赤ラインはターゲット空燃比付近を走らせることが出来ています。
極端に空燃比が薄いと・・・
空燃比薄い=燃料少なめ=エンジン発熱=エンジン耐久性難
と、こんな心配まで出てきます!
スロットル開度20%
アクセルを”ガバっと”捻って、グングン加速する時にも大きく違いが!
力は当然アップしていますが、ピークパワーの発生回転数も引きあがっているのが分かると思います。(黄色マル)
調整後の赤ラインは、今までよりも高回転へ回してもパワー感が続くので、いつもよりエンジン回して走りたくなっちゃいますね!
スロットル開度40%
中開度域での加速データーです。
測定開始10秒後(グラフ下段黄色マル)には、速度に大きな差が出ています!
インジェクションセッティングする事によって、エンジンの燃焼も促進され、吹け上がりも早くなり、グングン速度がアップしているのがわかります。
仮に2台で「よーいドン」したら、かなりの差になるでしょうね!
次回は、もっと上の開度をご紹介します。
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