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ブラストの注意点!

どーも、五十嵐です。


ウェットブラスト導入で部品の洗浄に大活躍ですが、注意しなければいけない事があります。
高圧でメディアを対象物に当てて表面を削るのがブラストです。
メディアとは小さな粒です。
ガラスビーズやアルミナ等、材質や大きさが色々あり用途によって使い分けます。
ブラスト後はこの粒をしっかり除去しなければなりません。

処理が甘くてメディアが残ってしまうとエンジン内に砂粒が入るのと同じです。
ベアリングはダメになるし、中が傷だらけになるのは想像できます149.png

水洗いをして、エアブローをし、超音波洗浄機も駆使してしっかり取り除きます。
それでもベアリングに入ってしまうと取りけれません。

NSRのケースの場合、クラッチのリフターアームが収まるニードルベアリングは、奥まっていて掃除できません。

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しっかりマスキングしてもメディアが侵入すれば交換しかありません!

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と言う訳で交換しました。
メディア入っちゃったんで145.png
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既存のベアリングプーラーが使える様な所じゃないので、専用のプーラー作りまして103.png
かなり気を使って後処理してます136.png





以前こんなことがありました。
これは、お客様の持ち込みのスロットルボディーです。
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オークションで落札したのもだそうで、表面がピカピカです。
ブラストで見栄えを良くして出品した物でしょう。
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こればスロットルバルブを外したところ。
メディアがこんなに出てきました。
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入り組んだ部品や奥まったところに入り込んだメディアは簡単に出てきません!
これが取り付けられたエンジンは空気と一緒にメディアを吸い込み、燃焼室まで入り込んでしまった事でしょう。


オークションなどで部品を落札する際は、よく注意してください!






by nozawakojo | 2019-06-18 12:35 | 日常
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