2017 CBR600RR パワーアップ➂

こんにちは。増岡です。



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2017 CBR600RR(PC40)
　国内仕様パワーアップ➂　‼

CBR600RR(PC40)　国内仕様パワーアッププランの続き。
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仕上げのインジェクションセッティングは、シャーシダイナモを使用して進めます。
シャーシダイナモ上で走行を繰り返し、
燃料のバランス(A/F)を計測・修正して整えます‼
空燃比を整えず、吸排気をカスタムして乗ると、乗り辛い上にエンジンを壊しかねません。
計測には、専用のワイドバンドセンサーで正確な空燃比を測ります。
このセンサーは、非常にデリケートなので、毎回校正をして基準がズレていないか確認しています。
基準のズレているセンサーを使用しては、折角のセッティングも台無しになってしまいますから‼

アクセル開度100％
赤ライン：パワーアッププランセッティング後
青ライン：ノーマル

パワーアッププラン前後では、6000rpm以降で大幅にパワー・トルクが変化したのが分かります～
ＥＣＵの書き換えでスピードリミッターも解除されており、サーキット走行等の高速走行も速度リミッターを気にせず、グイグイ走ってくれ安心です～
今回は高回転のピークパワーよりも、そこまでの回転域を重視して吸気ファンネルはロングタイプをチョイスしています。
参考前までにショートファンネルとの違いをデータでアップしてみましょ。
＊マフラー等で性能数値は異なりますので、あくまで参考までに＊
赤ライン：ロングファンネル
青ライン：ショートファンネル
CBR600RRはカムシャフトを逆車モデルに変更する”フルパワー化”も行っています。
カムシャフトが、国内仕様ならばロングファンネルもアリですね‼


作業は続きます。


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