RC30 エンジンオーバーホール ⑤
|
こんにちは。増岡です。
いつも、ノザワホンダのブログをご覧いただきありがとうございます。
10月31日(土)・11月1日(日) に 鈴鹿サーキットにて開催されます
「2020 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦 第52回 MFJグランプリ スーパーバイクレースin鈴鹿」の模様が『MFJライブチャンネル』にて、ライブ配信されます。
Hondaライダーの応援、よろしくお願いいたします!
■MFJライブチャンネル
http://www.mfj-livech.com/jrr/
■YouTubeでのご視聴はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCGT74WLnX6K7X4m7XoDEymQ
VFR750R(RC30)
エンジンオーバーホール ⑤ ‼
VFR750R(RC30)シリンダーヘッド廻りの計測・点検に進みます。
RC30に多い、バルブ廻りの消耗は圧縮低下に繋がります。
圧縮圧力の低下は、エンジンの始動性や調子を崩す要因となりかねないので、シッカリと点検・改善していきましょ。
IN側バルブフェイスの当り面に段付き摩耗が見られました‼
やはり、ここまでの摩耗が出ているとセット位置がシートリング側に沈んでしまいます。
そうなると、バルブ廻りとカムシャフトの位置も近くなり、クリアランスが減少する方向になりますね。
クリアランスが無くなると、バルブが完全に閉じず圧縮圧力が逃げてしまいます~
”バルブの突き上げ”ってやつです。
分解前のバルブクリアランス点検の際に、シックネスゲージが入らなかったのはコレが原因‼
IG側バルブは全数段付き摩耗がありますので、交換させていただきます。
部品が出て良かった~
IN・EXバルブには、耐摩耗性も考慮して加工&表面処理いたします。
シリンダーヘッド側の点検
シリンダーヘッドの平面度、バルブシートリング・ガイドの消耗、
他にも点検項目はたくさん。
限度内ではありますが・・・ちょっと広いな~
お客様とご相談の結果、
バルブガイド製作・入れ替えを行い、シッカリとした状態に戻すこととなりました。
各部品の状態が確認取れましたので、この後は~
オーバーホール部品を注文して、再使用部品は加工&表面処理の旅へ出しましょ‼
作業は続きます。
ノザワホンダの車検整備・点検整備では、
普段目の行き届かない箇所をシッカリと点検させていただきます。
愛車の状態を細かく把握していただき、
安心・安全にライディングしていただくためにも点検を行っています。
お問合せ、ご依頼お待ちしています。
まずは、「お問い合わせフォーム」こちらからお願いします。
お気軽にご連絡ください。