CBR1000RR パワコマ５セッティング➂

こんにちは。増岡です。


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2004 CBR1000RR(SC57)　パワーコマンダー５
　　　インジェクションセッティング　⓷

2004年式 CBR1000RR（SC57)　
シャーシダイナモで、インジェクションセッティングの続き。

アクセル低開度セッティング

1000ccもの排気量があると、市街地走行などは”アクセル、チョイ開け”で事足りてしまいます。

よっぽどブイブイ言わせている方でも、市街地はアクセル開度20％くらいかと。

（高速道路ではガバ開けしてるかもですが・・・）

インジェクションセッティングで燃料バランスを整えると、ピークパワー向上も見越せますが、ピーク回転を使わない方に限っては”ステータス”にすぎません。

作業を行う事により、一番体感していただけるのは、

普段使いのアクセル開度領域の変化です。

鋭く加速する様になったり、ドン付き・ギクシャク感などの不快なアクセル操作を改善したり。

乱れた燃料バランス（空燃比）を整える作業によって、今以上に愛車への愛着が生まれますね‼

アクセル開度10～20％
セッティング前グラフ
低い回転数から、燃料バランスの薄いポイントが広範囲（黄色丸）に見られます。
更には回転が上がるにつれ、大きく波打っていますね～

燃調薄い領域でアクセル捻っても、思ったより加速が悪かったり、ワンテンポ遅れて反応したりしていたのではないでしょうか？
また、燃調薄いとアクセル一定・パーシャル走行（一定速度）が出来ず、ちょこちょこアクセル操作をしてスピードの調整が必要になりますので、運転が疲れちゃいますね‼

インジェクションセッティングで改善しましょ‼





アクセル開度10～20％
セッティング後グラフ
狙いたい燃料バランス・空燃比（ターゲットAFR)へ整えると～
アクセル操作に素直に車体（エンジン）が反応してくれるようになります。

グラフ上段のパワー・トルクは、回転上昇と共に繋がり良いカーブに変化しています。

「乗ったらもっと判る、この変化」


お待たせいたしました。
インジェクションセッティング後の変化をお楽しみください。





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