2007 V-Rod VRSCDX インジェクションチューニング②
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こんにちは。増岡です。
いつも、ノザワホンダのブログをご覧いただきありがとうございます。
2007 V-Rod VRSCDX (ナイトロッドSP)
パワービジョン1でインジェクションチューニング② ‼
2007 V-Rod パワービジョン1でインジェクションチューニング①
https://nozawakojo.exblog.jp/29434633/
”バンス コンペ2in1マフラー”に交換されて、ご自分でフルコン取り付けて走っていたそうですが、設定が難しいのか、どうにも調子が今一つとの事。
今回はデバイスを”DYNOJET POWER VUSION1"に変更してインジェクションチューニングのご依頼となりました‼
空燃比を確認するために、フロント/リヤそれぞれのマフラーにワイドバンドセンサーを取り付けて、シャシーダイナモとリンクさせて計測します。
ここで、
ハーレーの空燃比セッティングはズレていると言われますが、パワービジョンソフトを立ち上げて、ノーマルのECMデーターを見てみると・・・
空燃比テーブル(AFレシオ)
赤枠は、スロットル全開域で指示されている空燃比の数値。
実際にその様に走ってくれているか?
ダイナモで空燃比計測してみましょ‼
スロットル100%
チューニング前
グラフ下段の空燃比ラインは、マフラーが変わっているとは言え。
チョー薄い!
*ECM内のデーターで、空燃比テーブル(AFレシオ)以外が狂っている事が想定できます。*
他のスロットル開度もチェックします。
スロットル開度100%~40%の範囲
グラフ上段はフロントシリンダー空燃比ライン、下段はリヤシリンダー空燃比ラインです~
両シリンダー共に、ターゲットAFR(空燃比指示値13.0)に対して、凄く上(薄い)を乱れまくって回転上昇しています。
特に3500rpm付近は、異常な程に燃調薄い。
全体的に見ても、明らかに薄々ですね‼
インジェクションチューニング無しでは、エンジンに悪影響ですし、調子良く乗れたものでは無いですね~
赤ライン:チューニング前 青ライン:チューニング後
チューニング後(青ライン)は、3500rpm付近に合った谷も無くなりパワー・トルクも一回り以上上乗せされました。
続いては、常用のスロットル開度域です。
作業は続きます。
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