2009 XR1200 インジェクションチューニング②

こんにちは。増岡です。


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2009 ハーレー XR1200 北米仕様サイレンサー
　インジェクションチューニング②　‼

ハーレー・XR1200のインジェクションチューニング開始‼

DYNOJETパワービジョンを使い、ECMの中の様々なデーターを修正。
車両１台１台の現状を把握しながら、より良い状態へ導きハーレー本来の性能を引き出します。
今回チューニングする車両のマフラーは、国内仕様ノーマルに近い”北米仕様サイレンサー”が装着されています。
お客様は以前装着されていた、抜けの良いスリップオンサイレンサーの時に比べれば、「よく走る」と言っておられましたが、果たして・・・


スロットル開度100％
赤：チューニング前　　青：チューニング後

チューニング前の空燃比（グラフ下段）を見てみると、低い回転では”空燃比のバランスがとても薄い状態（燃料足りない）なのが分かります。
高回転のバランスは、チューニング前も良い感じ。


XR1200は、スポーツスターファミリーの中でも異質（攻めて走れる）で、スロットルレスポンスと吹け上がりの良いエンジンを装備しています。
通常走行時も、他のスポスタ（XLシリーズ）と比べても若干高い回転数を使って、走行していると思います。
2500rpmから上を多用するイメージですね‼


チューニング後には、2500rpm～4000rpm付近のトルク値が
”ドォーーン”とアップ。
*3000rpmでトルク2.0gk.m　UP
常用する回転数のトルクアップは、乗っていて楽しさ倍増ですね‼

スロットル操作に対してレスポンスも良く、速度の乗りも速くなり、XR1200の良さが引き出されました。


ノーマルに近い状態でも、インジェクションチューニングによって、更に良さを引き出せます。
ご興味のある方は、一度ご相談ください。


作業は続きます。


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