2018 セロー250 を 燃料セッティング②
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こんにちは。増岡です。
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2018 セロー250FI
インジェクションセッティング その2 ‼
前回の記事はこちら ⇩⇩⇩⇩
2018 セロー250 を 燃料セッティング①
ヤマハ セロー250FI インジェクションセッティングの続き。
セッティング前の準備が整いました。
これからシャーシダイナモ上で走行をして、
各アクセル開度/エンジン回転数の空燃比データーを計測。
まずは、現状の状態(ズレ)を把握する事が重要です~~
空燃比バランスを調整してエンジンレスポンスUP。
アクセルの操作に反応良く、グイグイくるオートバイに仕上げましょう‼
排気ガスから空燃比データーを抽出するために、
マフラーのエキパイへ取り出し加工を行わせていただきました。
これで、専用のワイドバンドO2センサーで空燃比データーを走りながら確認、更にはデーターロギングが可能になります‼
アクセル開度100%
調整前:赤ライン 調整後:青ライン
グラフ下段の空燃比ライン、調整前には薄い・濃いの波が見られますね。
バランスよく空燃比が整うように、燃料補正値を入力後には若干ですがピークパワーがアップ。
グラフには出ていませんが、空燃比を整えるとアクセルに対してのエンジンの反応(ピックアップ、ツキ)も向上です‼
アクセル開度 40%
調整前:赤ライン 調整後:青ライン
アクセル開度40%の3500rpm~7000rpmに、空燃比が異常に薄くなっているゾーンがあります。
250㏄クラスのオートバイは、キビキビ走りたい時に多用するアクセル開度・回転数ですね。
薄い=力強く燃焼していない状態は、良好なパワーとピックアップが損なわれている事になります~
250ccクラスの単気筒エンジンは、
ピックアップの向上で楽しいオートバイに変化します‼
作業は続きます。
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