2020 ZX-14R 燃料セッティング:その1
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こんにちは。増岡です。
いつも、ノザワホンダのブログをご覧いただきありがとうございます。
カワサキ ZX-14R インジェクションセッティング
その1:セカンダリープレート除去して燃料調整 ‼
カワサキ ZX-14Rのインジェクションセッティングでご入庫いただきました。
「N様」ご依頼ありがとうございます。
カワサキのメガスポーツバイクとして人気の高い”ZX-14R”ですが、2020年で惜しまれつつ生産を終了してしまいました。
今回ご入庫くださったのは、そんな2020年式ファイナルモデル‼
ロングツーリングは勿論のこと、ワインディングもシッカリこなせる、ステキなバイクです~
こちらの車両の前に乗っていたのもZX-14R(年式違い)だったそうです‼
以前の14Rとの違いが違和感としてあり、
インジェクションセッティングで改善のご相談となりました。
「セッティングで改善したいポイント」
・2000rpm付近に谷? 繋がりの悪いトコがある
・アクセル操作に対してエンジンの反応がイマイチ良くない
・エンブレの効きマイルドに
「作業メニュー」
・セカンダリースロットルプレート除去
・パワーコマンダー5でインジェクションセッティング
ZX-14Rはスロットルボディーに2つのスロットルプレートを装備しており、アクセル操作に連動するメインプレートと、ECUが開閉制御してドライバビリティーを整えるセカンダリープレートがあります。
しかし、セカンダリープレート制御と空燃比のズレによって、”回転の繋がり・レスポンス・トルク感が悪い”と感じられる方もいらっしゃいます。
要は、アクセル開けてるのにセカンダリー側が開いてないんですね‼
セカンダリープレート除去
ZX-14Rのカスタムでは、定番ですね。
しかし、ここで注意が必要なのが~
「ただ外しただけではダメ」
今まで以上にエンジンへエアーが取り入れられますので、燃料噴射量がそのままでは効果も半減以下となってしまいます。
インジェクションセッティングで燃料バランスを整える事が必須です‼
DYNOJET パワーコマンダー5
燃料調整
吸排気系のカスタム(開放)を行うと、確実に燃料バランスは崩れます‼
燃料バランスの調整をせずに、むやみに吸排気系開放など行わないで下さいね。
巷で言われる、
「インジェクション車のECUは燃調を自動で合わせてくれる」・・・
これ嘘ですからね‼
調子を崩すだけでは無くエンジンを壊してしまう可能性もありますよ。
でも燃料調整(インジェクションセッティング)さえ行えば、崩れたバランスも整い、安心・安全に走行を楽しんで頂けます。
シャーシダイナモで、セッティング作業へ進みます‼
作業は続きます。
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