2020 ZX-14R 燃料セッティング:その2
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こんにちは。増岡です。
いつも、ノザワホンダのブログをご覧いただきありがとうございます。
カワサキ ZX-14R インジェクションセッティング
その2:セカンダリープレート除去後の低開度セッティング ‼
前回までの記事:
その1:セカンダリープレート除去して燃料調整
カワサキ ZX-14Rのインジェクションセッティングの続き。
2000~3000rpm付近で起こる、回転の繋がり(吹け)の悪さを改善するために、セカンダリープレートを除去いたしました~
いわゆる”吸気系のカスタム”を行ったわけですが、このままでは燃料バランスが乱れまくっています‼
バランスを崩して整える、”インジェクションセッティング”を行ってこそ、
カスタムは完成します‼
アクセル低開度セッティング
ZX-14Rの場合、一般のライダーさんが市街地やツーリングで走行する時は、ほぼほぼこのアクセル開度(低開度)の中で操作されていると思います。
しかも、1400cc以上も排気量がありますので、使用する回転数も5000rpm以下ではないかと。
スピード出すぎちゃいますからね‼
セカンダリープレート除去、セッティング前
インジェクションセッティング前のグラフ下段(空燃比ライン)、赤マルの範囲が極端に空燃比リーン(薄い)なのが分かります‼
単純にプレート外しただけですと、効果半減です~
ここから燃料バランスをインジェクションセッティングで整えて、
低回転から繋がりの良いトルクを引き出します‼
アクセル開度20%(プレートあり/なし)
赤ライン:プレートあり セッティング後
青ライン:プレート無し セッティング後
どちらのグラフもインジェクションセッティングを施した数値になります。
プレートあり・無しでは、低回転(2000~3000rpm)で大きな違いが‼
低回転から、ドッカンとトルクアップ効果を味わえます。
お客様からも嬉しいコメントいただきました。
「N様」
「帰り道にいろんな速度域からギヤを変えたり遊んでみましたが、
かなりトルク感が増した走りに仕上がってるなと実感しました。
特に低回転でのトルク感がハンパないです!
気になっていた、2~3千回転の谷も感じる事もなくスムーズに加速してくれます。
決して安い買い物ではなかったですが、お金を掛けた甲斐がありました。
ノザワホンダさんにセッティング依頼出して本当に良かったです。」
早速のインプレありがとうございます~
トルクアップした愛車とのライディングをお楽しみください。
続いては、アクセル高開度セッティング。
作業は続きます。
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