CB1000R エンジンO/H その5

こんにちは。増岡です。


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CB1000R（SC80）
　エンジンオーバーホール　その5：ミッション　‼

CB1000R（SC80）エンジンオーバーホールの続き。

「ミッション点検」
オートバイのマニュアルトランスミッションは、ドグ（噛合い）式トランスミッションです‼
隣り合ったギヤがシフトチェンジによって噛合う仕組みになっています。
メイン＆カウンターギヤの歯と歯の状態も重要ですが、ギア抜けなどの症状の際は、ギヤ噛合うためのダボ（柱）とダボ穴の状態を確認しましょ。

”カセットミッション”
クラッチの奥に一体式でセットされています。
クランクケースを割る事無く、一式で脱着が可能です～
メンテナンスが容易ですね‼　

メイン・カウンター・シフトドラム他が、ホルダーにセットされる仕組み。
ホルダーのベアリングも取り外します。
全分解完了。
一つ一つの部品を洗浄してから点検を行います。
何度も書いていますが、トラブルを見落とさないためにも油分を除去します。
シャフトの中には、洗浄しきれなかったスラッジがまだ溜まっています‼
綺麗になるまで、しつこく洗浄です～

”ミッションギア点検”
ダボの角が崩れて丸まっています‼　
このギア以外にも数か所症状が出ており、この機会に交換したい部位ですね。

作業は続きます。

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