CBR600RR エンジンOH:その6 メタル選定
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こんにちは。増岡です。
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CBR600RR エンジンOH
:その6 メタル選定 ‼
クランク・コンロッドメタル選定
エンジンの中心部分、クランクシャフト・コンロッド。
それぞれ専用の”メタル“が装着されており、その厚みを選定する事によってオイルクリアランス管理を行います。
エンジンが始動するとオイルポンプにより、油圧がエンジン内に発生します。
すると、このメタルとクランクジャーナルの隙間(オイルクリアランス)にも油圧がかかり、エンジン始動前は触れていた接触面にオイルが入りこみ(フローティング状態を作りだし)、スムーズなエンジンの回転を生み出します‼
油圧に対して、この隙間(オイルクリアランス)が広くても狭くても良くありません。
隙間をメタルの選定は、エンジン性能に大きく影響します。
適切なオイルクリアランスを保てるメタルを選んでいきましょう‼
クランク・コンロッドジャーナル部、計測
実測してそれぞれの部位を数値管理します。
コンロッドも組み付けて、内径を実測です。
今回は選定したメタルに、もう一工夫(処理)しましょ。
メタル篏合表もありますが・・・
新品部品だったら未だしも、動いて消耗もしているのですからね~
なかなか表通りに行ったことは、あ・り・ま・せ・ん‼
作業は続きます。
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