CBR600RR エンジンOH：その７ シリンダーヘッド

こんにちは。増岡です。


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CBR600RR エンジンOH
　　：その７　シリンダーヘッド点検　‼

シリンダーヘッド点検
混合気を吸って吐き出す。
吸排気系のバルブ開閉を行っているシリンダーヘッド‼

各部の点検へ進みます。

まずは、バルブを外しながらボディをチェック。
高回転仕様で尚且つその領域を多用しているエンジンは、リフターの柱にクラックが入っている場合もあります。
シートリング間やリング⇒プラグホール間のクラックも点検。
バルブガイド部もチェックします‼
バルブガイド簡易点検
バルブを少しリフトさせた状態で揺すってみます。
この簡易方法で大きなガタを感じるようですと、完全にアウト‼　
シートリングのバルブ当たり面（45度）には、
カーボンによる荒れが見られます～
やはり排気側の方が、荒れ（凹み）は多いですね。
バルブシートカット
シリンダーヘッドの燃焼室・排気ポートに付着したカーボンを除去した後に、
荒れの修正と当たりの修正で「バルブ密着」を改善しましょ‼　

作業は続きます。

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