CBR600RR エンジンOH:その12 シム調整
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こんにちは。増岡です。
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CBR600RR エンジンOH
:その12 バルブクリアランス、シム調整 ‼
シリンダーヘッド組付け・調整
組みあがったクランクケースに、
オーバーホール済みの”シリンダーヘッド”を搭載していきましょ~
カムチェーンガイドの摩耗・交換
高回転域を多用される使い方では摩耗が進んでいます。
使用の仕方によって、摩耗・消耗具合は様々ですね。
バルブクリアランス点検・調整
今回はシリンダーヘッド廻りもオーバーホール(バルブシートカット)していますので、バルブクリアランスの再調整が必須になります。
ひとまず、バルブタイミングを確認しつつカムシャフトを組付け。
カムホルダーには締付順が刻印されています‼
数回に分けて丁寧に締付、セット完了。
カムシャフトをセットした状態で、シックネスゲージを使い、各バルブ(16か所)のバルブクリアランス(カムとリフターの隙間)を計測。
クリアランスが基準値になる様に、リフターの下にある”バルブシム”の厚みを変更して調整します‼
シムの厚みは、「0.025mm」刻みで設定されており、クリアランスを計算して選定します。
入れ替え(カムシャフト外す)⇒ 組付け後計測を繰り返して、基準値に整えます‼
はい、4回目‼
セット・調整完了です。
お次はエンジン搭載です。
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