こんにちは。増岡です。
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セロー250FI (DG31J) ファイナル :その3
インジェクションセッティング アクセル低中開度 ‼
YAMAHA セローFIファイナル(DG31J)
インジェクションセッティング(燃料調整)の続き。
アクセル開度の「低中開度域」セッティングです~
走行するのに頻繁に使うアクセル開度の調整は、
乗り味変化を感じて貰いやすいですから、とても重要です。
しかし昨今のオートバイのアクセル低中開度域には、
O2センサーフィードバック制御(*)が働く領域があります。
これがくせ者。(グラフ下段参照)
これはECU(車体コンピューター)が、空燃比を監視・制御するシステムです。
*理論空燃比付近へ空燃比自動制御=燃料噴射量制御
インジェクションセッティングを行う上では、
ハッキリ言ってこの機能は邪魔‼
例えば”燃料増量”をサブコンで指示しても、
O2センサーが読み取った空燃比をECUが判別して「うん‼ 燃料多いね」「じゃ、次減量して~」っと、
任意の空燃比を保つ様に働く為に(ある意味お利巧ですが)、セッティングの入力値が無効になってしまいます。
まずは、この制御をオープンループ(制御ストップ)できるか?
これに尽きるんです。
オープンループできたら、
後は燃料調整を施して違いを生み出します~
アクセル開度 40%
赤ライン:調整前 青ライン:調整後
アクセル開度 10%
赤ライン:調整前 青ライン:調整後
愛車のパワー&トルクアップ、乗り味の違いをお楽しみください。
この度は、ご依頼ありがとうございました。
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