XR650R エンジン：組み上げ その4

こんにちは。増岡です。


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XR650R　フルメンテナンス

エンジン組み上げ：その４ ヘッド廻りO/H　‼

XR650R　フルメンテナンス

エンジンのオーバーホール作業の続き。

シリンダーヘッドリフレッシュ（オーバーホール）

　バルブシートカット

エンジンカスタムやオーバーホールには欠かせない作業。バルブシートカットです‼
バルブの閉まり（密封力）を改善して、良いエンジンのキモとなる”圧縮圧力”を取り戻しましょ。

エンジンは動いていればカーボンの堆積等によって、バルブの閉まり・当りは低下（圧縮圧力低下）するものです。
これはどうしようもない事なのですが、一定以上の圧縮圧力の低下は、不調の原因となってしまいます。
エンジン中の燃焼によって得られる力（トルク）低下であったり、キャブ車であればエンジンがキャブから燃料を吸い上げる吸引力の低下（セッティング・燃調のズレ）を引き起こします。＊FI車も同じです＊
だからこそ、愛車のコンディション維持や復活には、エンジンオーバーホール作業は必要なんです～～　


バルブシート面を”バルブシートカット”して、ビタビタの当たりに整えます‼　バルブ廻りをセットして、シリンダーヘッドオーバーホール完了です‼

続いては、シリンダーヘッドに内蔵されているロッカーアーム廻りの作業。ロッカーアームシャフトの減り小。新品シャフトに”WPC処理”を施して、動きの良さも追求します‼　
マニュアルデコンプも分解点検です。これでエンジン系の作業は完了。お次は、車体メンテナンスを進めながらエンジン積載していきましょ～

作業は続きます。

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